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協会コラムVol.62 思考場療法(Thought Field Therapy)

協会コラム ~だから、Medicell~
Vol.62 思考場療法(Thought Field Therapy)

 心理的な問題に対して身体へのアプローチによって対策をしようとする方法で、よく知られているものに、ロジャー・キャラハン(Roger Callahan)博士が体系化した、思考場療法があります。
心の苦痛や体の痛みを思い浮かべたり感じたりしながら、手や顔などにトントンとタッピングします。キャラハン博士は、その理論的な背景をツボ理論に置いています。
まだまだ学術的な検討の余地があると言われていますが、医療分野を始めとして、心理療法や教育分野など、幅広く活用されています。
終末期の医療現場でも用いられています。
他者に施すケース、自分でセルフケアとして使うケース、その両方が可能です。

タッピングによる心身両面における作用は、実に多くの様々な事例が報告されています。
タッピングを行うと、ツボへの刺激が起きるとしても、皮膚にトントンするのですから、皮膚の受容器がトントンを刺激として受容するのは間違いないですね。

タッピングによって、恐怖症や抑うつなどの状態が変化するということが、キャラハン博士の著書を始めとして、学術的にも色々な資料に記載されています。
このタッピングの例からしても、メディセル療法の施術によって、同じような作用が起きる可能性は、充分に考えられると思います。
思考場療法のタッピングはThought Field Therapy(TFT)タッピングといいます。
TFTタッピングでは、その人の症状や状態によって、タッピングする部位が決められています。これをアルゴリズムといいます。
ということは、メディセル療法でも今後色々と探求していくと、そうした施術方法と作用の関係が得られるかもしれませんね。

筆者:竹内 研(一般社団法人日本メディセル療法協会理事・学術委員長)

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